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職場のハラスメント対策とメンタルヘルス|パワハラ防止法への対応

2026-04-20

職場のハラスメント対策」は、メンタルヘルスと切り離せないテーマです。パワハラ・セクハラ・マタハラなどのハラスメントは、被害者のメンタルヘルス不調・休職・離職を引き起こすだけでなく、職場全体の心理的安全性を損ない、組織全体の生産性に悪影響を与えます。2020年のパワハラ防止法施行により、企業の対策義務が強化されました。

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ハラスメントがメンタルヘルスに与える影響

ハラスメント被害者の多くは、うつ病・適応障害・PTSD などのメンタルヘルス不調を発症します。職場のハラスメント対策が不十分な企業では、ストレスチェックの高ストレス者割合・休職率・離職率が高くなる傾向があります。また、ハラスメントの「傍観者」となった周囲の従業員も、心理的安全性の低下・エンゲージメント低下を経験します。厚生労働省のパワハラ防止指針では、企業が取るべき措置が具体的に示されています。

職場のハラスメント対策:5つの柱

柱1:経営トップの方針表明とルール整備

職場のハラスメント対策の出発点は、「ハラスメントを許さない」という経営トップの明確なメッセージです。就業規則へのハラスメント禁止規定の明記・懲戒処分の基準の明確化・方針の全社周知を行います。

柱2:相談窓口の設置と運用

ハラスメント被害を受けた従業員が安心して相談できる窓口を設置します。社内窓口(人事・コンプライアンス担当)と社外窓口(EAP・弁護士・産業保健師)の両方を用意し、相談者のプライバシー保護と不利益取り扱いの禁止を明示することが重要です。

柱3:管理職向けハラスメント研修

ハラスメントの多くは管理職が加害者になるケースです。職場のハラスメント対策として、管理職向けにパワハラの定義・境界線・部下への適切な指導方法を学ぶ研修を年1回以上実施します。「厳しい指導」と「パワハラ」の違いを正しく理解させることが目的です。

柱4:全従業員向け啓発・研修

パワハラだけでなく、セクハラ・マタハラ・カスハラ(顧客からのハラスメント)など、多様なハラスメントへの理解を全従業員が持つことが重要です。eラーニング・動画研修を活用した効率的な啓発が有効です。

柱5:事案発生時の迅速・適切な対応

ハラスメント被害の相談があった場合、迅速に事実確認・被害者保護・加害者への対応を行います。対応が遅れたり、被害者が不利益を被ったりすると、企業の法的責任が問われるリスクがあります。対応フローを事前にマニュアル化しておくことが職場のハラスメント対策として重要です。

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ハラスメント対策と健康経営優良法人

健康経営優良法人の認定基準には、ハラスメント防止対策・職場の心理的安全性の確保が評価項目として含まれています。相談窓口の設置・研修の実施実績・方針の文書化を記録しておくことで、認定申請に活用できます。

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よくある質問(FAQ)

Q: パワハラ防止法で企業に義務付けられている対策とは何ですか?
A: 2020年施行のパワハラ防止法では、就業規則への禁止規定の明記・相談窓口の設置・管理職研修の実施・ハラスメント事案発生時の迅速な対応などが企業の義務として定められています。
Q: ハラスメントがメンタルヘルスに与える具体的な影響は?
A: ハラスメント被害者はうつ病・適応障害・PTSDを発症するリスクがあります。また傍観者となった従業員も心理的安全性が低下し、職場全体の生産性やエンゲージメントにも悪影響が出ます。
Q: 職場のハラスメント対策として最初に取り組むべきことは?
A: まず取り組むべきは、経営トップによる「ハラスメントを許さない」という明確な方針表明です。就業規則への禁止規定の明記・懲戒処分基準の明確化・全社周知が対策の出発点となります。
Q: ハラスメントの相談窓口はどのように設置すればよいですか?
A: 社内窓口(人事・コンプライアンス担当)と社外窓口(EAP・弁護士・産業保健師)の両方を設置し、相談者のプライバシー保護と不利益取り扱いの禁止を明示することが重要です。
Q: ハラスメント対策は健康経営優良法人の認定に関係しますか?
A: 健康経営優良法人の認定基準にはハラスメント防止対策と職場の心理的安全性の確保が評価項目として含まれており、相談窓口設置・研修実施記録・方針文書化が申請に活用できます。

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