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健康経営のリストとは?取り組み・認定要件・チェック項目を網羅した完全ガイド【2026年版】

2026-07-30 (更新: 2026-09-10)

健康経営のリストとは?取り組み・認定要件・チェック項目を網羅した完全ガイド【2026年版】

「健康経営 リスト」で情報を探す担当者に向けて、認定要件・取り組み項目・進め方のチェックリストを一覧で整理し、優先順位まで解説する。

この記事でわかること

  • 健康経営で実施すべき取り組み項目の全体リスト(20項目)
  • 健康経営優良法人の認定に必要な必須項目と選択項目の違い
  • 着手から認定申請までの進め方チェックリストと優先順位
  • 費用相場と外部支援サービスの比較の見方
この記事の要点

健康経営のリストとは、健診受診率・ストレスチェック・運動/食事支援・受動喫煙対策など認定に必要な取り組み項目を一覧化したチェック表を指す。認定要件は「必須項目」と「選択項目からの一定数」で構成され、抜け漏れ防止が合否を分ける。

健康経営 リストとは?何を一覧にすべきかを整理する

健康経営のリストとは、企業が実施すべき健康施策と、健康経営優良法人の認定に必要な取り組み項目を一覧化したチェック表である。目的は大きく2つに分かれる。1つは「認定要件を満たしているか確認するリスト」、もう1つは「自社の従業員の健康課題に対して何から着手するかを決める実行リスト」だ。多くの担当者はこの2つを混同し、認定項目だけを埋めて施策が形骸化してしまう。経済産業省も、認定はゴールではなく健康投資の可視化手段だと位置づけている(経済産業省 健康経営)。

健康経営で実施すべき取り組みリスト20項目【カテゴリ別】

実施すべき取り組みは、大きく5カテゴリ・全20項目に整理できる。以下は指導現場で実際に効果が確認された優先度の高い項目である。

  • 体制整備:①経営者による健康宣言 ②健康経営責任者の任命 ③産業医・保健師との連携 ④衛生委員会の定例開催
  • 健康状態の把握:⑤定期健診受診率100% ⑥健診後の再検査フォロー ⑦ストレスチェック実施と集団分析 ⑧従業員アンケート
  • 生活習慣支援:⑨運動機会の提供 ⑩食生活改善支援 ⑪禁煙支援 ⑫睡眠・休養の啓発
  • 職場環境:⑬受動喫煙対策 ⑭長時間労働の是正 ⑮有給取得促進 ⑯コミュニケーション活性化
  • メンタル・生産性:⑰メンタルヘルス相談窓口 ⑱ハラスメント対策 ⑲女性の健康支援 ⑳プレゼンティーイズムの測定と改善

特に⑳のプレゼンティーイズム(出勤しているが体調不良で生産性が下がる状態)は、企業の健康関連総コストの約6割を占めるとされ、リストの中でも投資対効果が最も高い項目だ。

健康経営優良法人の認定に必要な項目リスト(必須と選択)

健康経営優良法人の認定要件は、「すべて満たす必須項目」と「選択項目のうち一定数以上」を組み合わせた構成になっている。中小規模法人部門では、健康宣言・組織体制・健診受診率などが必須で、生活習慣改善や職場環境の選択項目から規定数をクリアする必要がある。厚生労働省もデータヘルス計画との連動を推奨しており、健診・レセプトデータの活用が評価される(厚生労働省 データヘルス計画)。

区分 内容 合否への影響
必須項目 健康宣言・体制整備・健診受診・ストレスチェック等 1つでも欠けると不認定
選択項目 運動/食事/禁煙支援・受動喫煙対策など 規定数以上で加点
評価加点 効果検証・情報開示・プレゼンティーイズム測定 上位認定(ブライト500等)で重視

健康経営 リストで失敗しないための進め方チェックリスト

失敗を防ぐ進め方は、「現状把握→課題特定→施策設計→実行→効果検証」の5ステップを順番に埋めることだ。認定項目を先に埋めようとすると施策が目的化し、翌年に更新できず形骸化する。以下のチェックリストの順で進めるとよい。

  • □ 健診・ストレスチェックのデータを集計し、自社の健康課題を数値で特定した
  • □ 経営層が健康宣言を出し、責任者と予算を明確にした
  • □ 課題に直結する施策を3つに絞り、週1回15分など無理のない設計にした
  • □ 参加率・生産性・離職率など効果指標を事前に決めた
  • □ 1年後に成果を検証し、翌年のリストを更新する仕組みを作った

WellConの支援先では、週1回15分の設計と3〜4年の継続率によって、施策の定着と認定更新の両立を実現している。単発の施策より、続く仕組みをリスト化することが要である。

健康経営リストを外部支援に任せる場合の費用比較

外部支援の費用相場は、認定申請サポート型で月3〜10万円、施策の設計から運用まで伴走する型で月10〜30万円が目安だ。安さだけで選ぶと形骸化リスクが高まるため、支援範囲と効果検証の有無で比較したい。詳しいコンサル比較や選び方は専用ページで解説している。

支援タイプ 費用相場(月額) 向いている企業
認定申請のみ代行 3〜10万円 まず認定を取りたい企業
施策設計+運用伴走 10〜30万円 定着・効果検証まで求める企業
自社内製(ツール活用) 0〜5万円 担当者を確保できる企業

よくある質問(FAQ)

Q: 健康経営のリストは何項目そろえればよいですか?
A: 認定を目指すなら必須項目をすべて満たし、選択項目から規定数以上が必要です。実務では体制・健診・生活習慣・環境・生産性の5カテゴリ20項目を目安に整理すると抜け漏れを防げます。
Q: 中小企業でも健康経営のリストを全部やる必要がありますか?
A: すべては不要です。まず健診・ストレスチェックのデータから自社の課題を特定し、効果の高い3施策に絞るのが定石です。全項目の網羅より、続く仕組みづくりを優先しましょう。
Q: 健康経営優良法人の認定項目リストはどこで確認できますか?
A: 経済産業省と日本健康会議が公表する認定要件が正本です。必須項目と選択項目の構成は毎年更新されるため、申請前に最新年度の要件チェックリストを必ず確認してください。
Q: リストを作っても施策が形骸化します。防ぐ方法は?
A: 効果指標を事前に決め、週1回15分など無理のない頻度で設計することが有効です。参加率や生産性を毎年検証し、翌年のリストを更新する仕組み化で定着率が大きく向上します。
Q: プレゼンティーイズムはリストに入れるべきですか?
A: 入れるべきです。健康関連コストの約6割を占め、投資対効果が最も高い項目だからです。損失額を可視化すると経営層の合意も得やすく、施策の優先順位づけが明確になります。

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この記事の監修
中山友貴 / WellCon 健康経営コンサルタント

ストレッチジムの店舗運営と整体院向けSaaS「バディフル」(300院以上導入)を通じて、IT×店舗運営の両軸で健康経営支援に従事。「医学的根拠×IT定着×ROI可視化」を強みとするWellConを立ち上げ、従業員100〜300名の中堅企業向けに健康経営優良法人申請から運動プログラム定着まで一貫支援している。

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